症   例   10
性   別 生   年 診 断 名 疾患部位
2000 腫瘤性脈管病変
静脈形成異常(海綿状血管腫など)
毛細血管形成異常(単純性血管腫など)
リンパ管形成異常(リンパ管腫など)
クリッペルトレノニー症候群(片側肥大症)
右腹部より陰嚢・右下肢全体
症   状
出生児には右膝に小さな赤いアザがありました。
生後4ヶ月より整形外科にかかっていましたが病気のことは分からず、経過観察のみでした。

1歳半の時に陰嚢・足先に青いアザが出てきました。
整形外科→泌尿器科→小児科→皮膚科をまわって、現在の担当医のいる形成外科を紹介してもらいました。

1歳半より硬化治療を始めました。
硬化治療を11回、血管腫と血管奇形の切除を4回しています。

現在、右足は左足に比べて2cmほど長く、下腿囲(膝から足首までのまわり)は3cm太いです。
左足の靴に1.5cmの中敷きを入れて調整をしています。

今後も定期的に硬化治療をする予定です。
そ の 他
運動制限はありませんが、右足首の捻挫をよくします。
筋肉内に血管奇形があるために、硬化治療によって足首が硬くなったためと思われます。

一時期は屈伸が出来ないほど、足首が硬くなったので1年間硬化治療を休んで、足首の筋肉を伸ばすことに専念しました。
毎日のマッサージの甲斐があり、足首が伸びるようになったので治療を再開しました。

日常生活で痛みはないようですが、体育の授業や遠足などの日は足を引きずって帰ってきます。


今までは担当医と親が相談して治療を決めてきました。
今後は、本人の意思がしっかりとしてきたので、入院時期や治療内容が難しくなっていきそうです。