症   例   20
性   別  生まれ年    診 断 名  疾患部位  
 女 1975  顔面動静脈奇形  鼻・上口唇・口内 
 症   状
生まれつきの顔面動静脈奇形。
鼻の変形と上口唇が赤紫色で大きく膨らんでいた。
『血管腫』との診断。

鼻出血が大量にでるため、生後3カ月より、鼻出血を抑える手術を開始。主に切除の手術。しかし、思うように切除できず。

7歳の時に、上口唇の膨らみを大きく切除。
鼻出血を抑えることはできなかったが、見た目的には大きな変化があった。

20歳の時の血管造影検査で病巣が眼動脈とつながっているため、塞栓や病巣の完全切除はできないとの診断。

21歳まで手術は行われたが、鼻出血が治まってきたこともあり、治療は一旦終了。

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27歳で出産。以降、鼻出血と口内出血が大量にでるようになったため、再び治療開始。硬化療法を受ける。
以後数回、硬化療法と放射線治療(ノバリス)を受け、出血は治まる。
この時に『顔面動静脈奇形』と診断される。

31歳の妊娠時に、再び大量鼻出血。
幸い、妊娠9カ月だったため、帝王切開で出産後、再び硬化療法の治療開始。
現在は、出血はかなり治まっている。

 そ の 他
主治医の先生が、生まれた時から見ていただいた先生ということもあり、かなりな高齢。
その先生が引退されたら、その後はどうすればいいのか?、少し不安。
他に血管奇形に精通した先生が、自分の住んでいる地域にいらっしゃるのか、今後調べていかなくてはならない。