症   例   36
性   別 生   年 診断名 疾患部位
2005 脳動静脈瘻
多発性海綿状血管腫
症候性てんかん
右片麻痺
頭(脳動静脈瘻,多発性海綿状血管腫)
全身の皮膚(血管腫)
症   状
○出生前
 27週のエコー検査にて脳室拡大 判明
 36週にガレン大静脈瘤の診断
 37週0日 予定帝王切開にて出産

○手術歴
 出生当日−心不全→コイル塞栓術を行い心不全改善
 6ヶ月−2週間空けて追加のコイル塞栓術を2回
 2歳5ヶ月−瘤内塞栓術
 2歳11ヶ月−口の中に出来たエプーリスの切除
 3歳2ヶ月−水頭症が改善しない為、V-Pシャント手術
      シャント手術以降、硬膜下に血腫が出来始める
 3歳6ヶ月−両側穿頭ドレナージ術
 3歳7ヶ月−開頭血腫除去術+シャント閉塞術
 4歳2ヶ月−脳内に海綿状血管腫発見
 6歳7ヶ月−右手、右足に麻痺症状が出始める→多発性海綿状血管腫の診断名を受ける
 6歳9ヶ月−体調悪化(嘔吐、ぐったり) →風邪との診断
     →数日後、胃潰瘍との診断
     →数日後 海綿状血管腫の視床出血により閉塞性水頭症及び意識障害
 6歳10ヶ月−髄膜炎によりV-Pシャント除去手術
 6歳11ヶ月−V-Pシャント手術 

○てんかん
 2歳8ヶ月に初めての発作(嘔吐+痙攣)。脳波検査でてんかんの波があることが判り、抗てんかん薬の服用開始。現在、テグレトールとマイスタンを服用中

○現在
 ・視床出血による右片麻痺の為、現在週2回ペースでPT,OTの訓練に通う。
 ・特別支援学校に在籍

補足:初めての診断名は"ガレン大静脈瘤"だったが、現在は"脳動静脈瘻"で落ち着く。


そ の 他   
皮膚表面に4種類の血管腫あり

・盛り上がりのある血管腫
 陰のう、小指、膝の3ヶ所は時々出血していた為、切除を行った。
 他の部位にも数個小さい血管腫あり

・扁平な血管腫
 身体に数ヶ所あり

・興奮すると赤紫に腫れる血管腫がおでこにあり
 何もしていない時は全然目立たないが、泣いたり力んだ時に腫れる

・出たり消えたりする扁平な血管腫が1ヶ所あり
 出る間隔は1週間〜1ヶ月と徐々に開いてきているが、出ると1週間で消える。